特殊リハビリテーション入院

慢性期運動麻痺

促通反復療法(RFE)入院(2 or 4週間)→上肢、手指、下肢

  • 麻痺した手や足を操作(促通治療)することで意図した運動(随意運動)を実現し、反復することで 運動に必要な大脳から脊髄までの神経回路を再建・強化することを目的とした治療法です。 振動刺激療法、電気刺激療法を併用することも促通反復療法の特徴です。

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ボツリヌス療法リハビリテーション入院(3週間)→上肢、手指、下肢

  • ボツリヌス療法とはA型ボツリヌス毒素を筋肉内に注入すると、神経筋接合部を阻害して筋弛緩作用を示します。痙縮筋に対して、筋緊張を抑制し、阻害されていた拮抗筋の運動をリハビリテーションにて促していきます。
  • 脳卒中ガイドライン2021で痙縮(上下肢)にするリハビリテーションで※1グレードAです。痙縮の軽減、関節可動域の増加および日常生活上の介助量軽減に有効です。脳卒中後の上下肢痙縮を軽減させるために、もしくはその運動機能を改善させるために、ボツリヌス療法を行うことが勧められる。

  • ※1脳卒中治療ガイドライン2021 グレード 
    A : 行うよう強く勧められる

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rTMSリハビリテーション入院(約2週間) → 上肢、手指

  • 低頻度刺激で健側大脳の活動性を低下させ、健側大脳から病側大脳にかかる半球間抑制を減弱させることで、機能代償部位を抑制から解放させて活性化させます。その状態でリハビリテーションを行うことにより、効果を増大させます。

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パーキンソン病のリハビリテーション

LSVTⓇBIG入院(約4週間)  対象:運動障害

  • パーキンソン病の症状の運動機能低下/動作緩慢が対象となります。動作の大きさをターゲットとし、集中的な高い努力で実施し、自己校正を汎化させるプログラムです。
  • アメリカで開発され、世界で使用されています。パーキンソン病診療ガイドライン2018でパーキンソン病のリハビリテーションで有効性が報告される療法の中で名前が挙がっています。

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就労支援

  • 恒生かのこ病院では、脳血管障害後(脳梗塞、脳出血、くも膜下出血、脳腫瘍など)の片麻痺や 高次脳機能障害に対する就職、復職支援を行っております。就職・復職に対するリハビリだけでなく、外部の就労支援機関との連携を図り、フォローアップも行っております。

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