内視鏡検査  ― 胃カメラ・大腸カメラ ―

定期的な内視鏡検査をすることが、がんの早期発見につながります。
当院では、「苦痛の少ない」「安全で質の高い」検査を行っています。


最新の内視鏡機器


・全ての内視鏡機器にオリンパス社製LUCERA-ELITE290を導入しています。
 経口内視鏡は最も細い8.9mm、経鼻内視鏡はさらに細い5.4mmを採用しています。
・当院では、患者様に優しい・観察性能の高い内視鏡検査を心がけております。





苦痛なく検査を受けていただくために

(1)希望に応じて鎮静剤を用いることで、苦痛の軽減を目指します

鎮静剤を静脈注射し、眠った状態で検査を受けていただけます。
ただし、検査後1時間程度お休みいただく必要があります。
また、検査当日は、眠気やふらつきなどの影響が残るため、
車・バイク・自転車の運転は控えるようお願い致します。


(2)炭酸ガス送気で苦痛を軽減します

検査中は、腸の中に空気を送り、膨らませた状態での観察が必要です。
このためお腹が張り、苦痛の原因となります。
空気の代わりに消化管での吸収が早い「炭酸ガス」を使用することで、苦痛を大幅に軽減できます。
吸収されれば、呼吸として体外に排出されるため、安心・安全にお使い頂けます。



(3)回復室でのリラックスした時間をお過ごしください

検査前後、リクライニングソファのある広いお部屋でゆったりした時間を過ごしていただきます。



スコープ感染の対策

当院では日本消化器内視鏡学会で推奨されている過酢酸による
高水準消毒を行い、安心して検査を受けていただけます。
処置具は使い捨て(ディスポーザブル)及び滅菌器具(オートクレーブ)を使用し、
徹底した感染防止対策を行っております。
又、スコープ洗浄と検査室を別室にし、個別換気を行っております。


ていねいな検査説明

液晶2画面を使って大きな画像を見ていただきながら、分かりやすくていねいに
結果を説明させていただきます。

 

ABC検診のご案内

当院では、「胃がんのABC検診」を行っています。
胃がんは、幼少期にピロリ菌に感染した胃内に年齢とともに萎縮性胃炎という炎症が進行していき、炎症が起こっている箇所で発がんし、発症します。
ピロリ菌が未感染の胃がんは極めて稀(まれ)です。

消化器学会などでは、ピロリ菌陽性の患者さんは胃カメラを行い、「がん」の有無を確認し、また内服薬で除菌をし、発がんを予防していくことが推奨されています。

ただ、胃カメラは苦痛を伴いますので、ひとまず「自分が胃カメラ(内視鏡)を受ける必要があるか」を判断するのが胃がんABC検診です。
検査方法は、採血です。

血中ピロリ抗体(ピロリがいるか、いないか)と血中ペプシノゲン値(萎縮性胃炎を発症しているか、していないか)を測定し、それぞれ陰性・陽性でA-Dの4群に分類します。
胃がんのリスク層別化に用います。

費用は、3,000円(税別)です。

検査・結果については、すべて説明させて頂きますので、胃カメラを受けようか迷っておられる方、家族にピロリ菌陽性者がいらっしゃる方、井戸水などで生活していた方など、ご心配な患者様は、当院受付までご相談下さい。


電話予約も可能です

胃カメラのみ、前日までにご連絡いただければ予約対応いたします。
大腸カメラをご希望の方は、一度、消化器内科の受診をお願いいたします。

予約受付 月~金曜日(土日祝日除く)
13:00~17:00
電話番号 078-277-1611

胃カメラ・大腸カメラ

外来診療案内 診療科名
午前 胃カメラ 堂垣
(女性医師)
畑中 畑中 堂垣
(女性医師)
藤田
大腸カメラ 堂垣
(女性医師)
堂垣
(女性医師)
午後 胃カメラ 堂垣
(女性医師)
藤田  
 
大腸カメラ 堂垣
(女性医師)
藤田  
 

女性医師による内視鏡検査も行っております

女性医師


堂垣 美樹

木曜日の午前中は、女性医師担当の内視鏡検査を行っています。